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dublab.jp presents 「脱法ラジオ」PERSPECTIVES IN ROCK ~「比較文化論」としてのロック~(14.9.10)14.09.10


9月より、dublab.jpでは新しいプログラムが始まります。
ピーター・バラカンと近田春夫の両氏がホストDJを務める、その名も「脱法ラジオ」です。

その概要は近田さんの熱い所信表明-intro-を読んでいただくとして、
dublab.jpはラジオDJの大先輩であるお二人の試みを全面的にサポートしていきます。
日本のラジオではなかなか聞くことができないスリリングな放送をお楽しみください!

  
dublab.jp presents 「脱法ラジオ」PERSPECTIVES IN ROCK ~「比較文化論」としてのロック~
日時:2014年9月10日(水)19:00 start(レギュラー放送より2時間早く開始)
出演:ピーター・バラカン、近田春夫
場所:未定(以下をご覧ください)

このプログラムは、他の放送と同じようにスタジオにて放送をご覧になることができますが、他の放送と違ってスタジオにて観覧希望者の方には事前にお申し込みいただきます。
毎回、放送場所を変えようと思っておりまして、その場所はお申し込みしてくださった方にのみお知らせするようにしたいからです。スタジオ(会場)は、今回は渋谷駅、代官山駅、中目黒駅、恵比寿駅、目黒駅、のいずれかが最寄りの駅になる予定です。

申し込み受付:9月1日(月)0:00から 3日(水)24:00まで
お申し込みは終了しました。
お申し込みしてくださった方が会場のキャパシティーを超えてしまっていた場合は、抽選とさせていただきます。

9月5日(金)24:00までに、お申し込みしてくださった全ての方に閲覧の可否をご連絡いたします。
なお、スタジオ(会場)の都合によりますが、dublab.jpへのドネーション込みで1,000円~2,000円の「ファーストドリンク」を設けさせていただく予定です。

  
では、「脱法ラジオ」ホストの近田春夫氏の「所信表明」をどうぞ!
  
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「脱法ラジオ」intro by 近田春夫
PERSPECTIVES IN ROCK ~「比較文化論」としてのロック~ 
    

この番組に関して、発案をしたのは私です。
それは下記の理由によります。つまり

1. ピーター・バラカン氏と私は、同い年(ともに1951年生まれ)であること。
    ちなみに私は植木等、バラカン氏はなんとロバート・プラントとお誕生日が一緒というのも、なんとなく可笑しい。
    ほぼ同じ時間をすごし、こうして出会った。

2. 好奇心の方向性、共有してきた時間の同期量、背景となる常識の量および質。
    そのように共通項も多く持ち、出自のコントラストひとつにせよシンブルに誰からも見極めやすい。
    (少なくともターゲット層においてそれは顕著だろ?)
    アイコンだよ。このラインナップは!

3. つまり、ひょっとしたら、このふたりの「揺るぎなき座標軸どおしの軋轢」(笑)から、
    大命題”ROCKとはなんぞや?”に番組の趣旨が自動的に収斂をはじめるのではないか!?
    とかなんとか・・・

実は、案外このふたりぐらいしか〝ROCKとはなんぞや?〟を、論理的にディベートし続けられるDJはいないんじゃない?(笑)しかも、ふたりとも正鵠な日本語で説明、言語化、抽象化するのが〝趣味〟っていうキャラでせう?(笑)
バラカン氏と私は、ふたりともDJとして芸もあれば、確固たる見識もあるわけだから、意見交換から無限の可能性を引き出せる確率は高い。
〝こりゃ、リスナー的に絶対面白い!〟って 直観して、紆余曲折ありましたが、今日のこの運びとあいなりました。
※ちなみに、既存の放送局がコンプライアンスで萎縮する中、タブーを恐れず本音で語るという意味をこめて「脱法ラジオ」と命名したのも私です。

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■ Peter Barakan(ピーター・バラカン)
1951年ロンドン生まれ。
ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年に音楽出版社の著作権業務に就くため来日。
現在フリーのブロードキャスターとして活動。
テレビやラジオのレギュラー多数。著書に『200CD+2 ピーター・バラカン選 ブラック・ミュージック アフリカから世界へ』(学研)、『わが青春のサウンドトラック』(ミュージック・マガジン)、『猿はマンキ、お金はマニ 日本人のための英語発音ルール』 (NHK出版)、『魂(ソウル)のゆくえ』(アルテスパブリッシング)、『ロックの英詞を読む』(集英社インターナショナル)、『ぼくが愛するロック名盤240』(講談社+α文庫)などがある。

  

■ 近田春夫
1951年、東京都出身。
ミュージシャン、音楽プロデューサー、音楽評論家。
常に最先端から日本の音楽シーンを牽引し続けている。
1970年、慶応義塾高校在学中、GSバンド「ロック・パイロット」に参加。
72年、元「村八分」のドラマー恒田義見らと「ハルヲフォン」を結成し、75年メジャーデビュー。
80年、自身のバンド「近田春夫&BEEF」から分離デビューしたテクノポップ・バンド「ジューシィ・フルーツ」をプロデュース。スマッシュヒットを飛ばす。  
81年に結成した「近田春夫とビブラトーンズ」としてザ・ベンチャーズのアルバムやツアーにも参加。
日本のロック・ミュージカル映画の金字塔とされる「星くず兄弟の伝説」(84年、監督:手塚眞)の原案・制作総指揮および音楽を担当した。
85年、ヒップホップ専門レーベルBPMを設立。87年、人力ラップ・ビッグバンド「ビブラストーン」を結成し、日本のヒップホップ・ シーンを先導。
90年代ゴアトランスに目覚め、02年にトランスバンド「The Lunatic Thunder」を結成。現在も活動中。
ラジオDJとして、「近田春夫のオールナイトニッポン」(ニッポン放送:77〜79年)、「近田春夫の歌謡曲って何だ?」(NHK R1:2011年〜)などでも活躍。 
ミュージシャンとしての豊富な経験に裏打ちされた 鋭い音楽評論にも定評がある。主著『気分は歌謡曲』、『考えるヒット』(文藝春秋社・刊)

 

– Photo Gallery
www.flickr.com/photos/dublabjp/sets/72157663715888925
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