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dublab.jp_Japanese Ambient Journey vol.2 @ Tokyo(19.7.3)19.07.03


7月3日の放送は、音楽家/サウンドアーティストの小野寺 唯による日本の環境音楽に焦点をあてた新番組『Japanese Ambient Journey』。第2回目のゲストは音楽家の尾島 由郎さんをお迎えし、米Light in the Atticよりリリースのコンピレーション・アルバム『Kankyō Ongaku: Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980-1990』に収録の槇 文彦設計によるSPIRALのための音楽”Glass Chattering”から、80-90年代にかけて様々な商業施設のために制作された環境音楽実装へのプロセス、世界初の衛星放送によるデジタルラジオ放送局セント・ギガ(St.GIGA)について当時の貴重なお話をご紹介してゆきます。

dublab.jp Radio Collective #203 “dublab.jp_Japanese Ambient Journey vol.2”
日時:2019年7月3日(水曜日)20:30〜22:00
labrat DJ : Yui Onodera
Guest: Yoshio Ojima

 

■ Yoshio Ojima
一貫してアンビエントミュージック/環境音楽の世界を追求している音楽家。代表作はスパイラル(ワコールアートセンター)のための環境音楽集『Une Collection des Chainons I & II』(1988年、Spiral)、『HandsSome』(1993年、Spiral)、ピアニスト柴野さつきとのコラボレーションアルバム『Caresse』(1994年、Spiral)、『Music for Element』(1994年、les disques des chainons)、『belle de nuit』(2012年les disques des chainons)。また、2017年に17853 Recordsよりリイシューされた吉村弘『Pier&Loft』(1983年、複製技術工房)など、プロデュース作も数多い。80年代より、スパイラルやリビングデザインセンターOZON、東京オペラシティ ガレリアを始めとする集客施設の環境音楽を多数制作し、サウンドデザインやサウンドシステムの開発にも関わる。一方、定村史朗、芳垣安洋、中島ノブユキらとのノンジャンルな即興音楽のライブも多数行う。過去に『サウンド&レコーディング・マガジン』『キーボード・マガジン』(リットーミュージック)他への執筆も数多い。

最近では、80〜90年代の日本の環境音楽にフォーカスしたコンピレーションアルバム『Kankyō Ongaku: Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980-1990』(2019年、Light In The Attic)に過去の楽曲が収録される他、海外レーベルより『Une Collection des Chainons』を始めとする過去のアルバムのリイシューが予定されている。また、昨今のニューエイジ・リヴァイヴァルの立役者であるスペンサー・ドーランが所属するVisible Cloaksと、Yoshio Ojima & Satsuki Shibanoによるコラボレーションアルバム『FRKWYS Vol. 15: serenitatem』(2019年、RVNG Intl.)がリリースされた。2019年秋には本カルテットによるヨーロッパを始めとする海外公演が予定されている。


www.yoshioojima.com
twitter.com/YoshioOjima

 

■ Yui Onodera
岩手県生まれ。音楽家/プロデューサー。音楽と建築を学び、建築音響設計家として活動した後、国内外のフィルム/舞台サウンドデザイン、建築音響と音響芸術の両方に精通するため空間/環境デザインにおけるサウンドUX設計/プロデュースなどサウンドに係る広い表現領域のプロジェクトを手掛け、ADFEST 2019、Spikes Asia 2018など多数受賞。サウンドアート、エレクトロニックミュージック、エレクトロアコースティックの分野で10年以上に渡り作曲とインスタレーションの分野で国際的に活躍。これまでにドイツの名門KOMPAKTをはじめとするSerein(英)、Baskaru(仏)など欧米各国より多くの作品を発表。2013-15年、スペイン・バルセロナのオーディオ・ヴィジュアル・フェスティバル『STORUNG FESTIVAL』にてモーリッツ・フォン・オズワルド、ミカ・ヴァイニオ、フランク・ブレットシュナイダー、ニコラス・ベルニエらと共に出演。2016年、日本の雅楽で用いられる邦楽器「笙」を石川 高に師事。これまでに武蔵野美術大学、立教大学などでサウンドアートの教鞭をとる。ソロワークのほか、英国ロイヤル・バレエ団作曲家Scanner、バージニア・コモンウェルス大学教授Stephen Vitielloなど様々な分野のアーティストと協働。

メディア/ハイブリッドアートの分野にて、インスタレーションを通じたアート作品制作を中心とするnorの創設メンバーとして、空間/映像/音など様々な表現領域における手法と技術の混交によるインスタレーション作品を制作。主な展覧会に『Open Space』(NTTInterCommunication Center [ICC])、『MEDIA AMBITION TOKYO』、『MUTEK.JP』など。


www.critical-path.info
www.facebook.com/yuionodera.criticalpath
twitter.com/yui_onodera

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