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5月9日の放送は、Labratの原雅明とHi-Rayがナビゲートして、スイスのMental Groove/WRWTFWW RecordsのOlivier Ducretと、UKブリストルのエクスペリメンタルダブレーベルBokeh VersionsからJay Glass DubsのDJミックスを中心に紹介します。Olivier Ducretは先頃自身がリイシューした高田みどり『鏡の向こう側』を始め、彼が興味を持っている日本の音源を中心にしたスペシャル･ミックスです。ゲストにOlivier Ducretと親交が深く、高田みどりの海外ツアーにも同行している音楽コーディネーターの日高健介を迎えます。
後半のJay Glass Dubsは今回の為に制作したdublab.jpのエクスクルーシブDJミックスと彼に関連した作品を放送します。
dublab.jp Radio Collective #144 From Tokyo @ Red Bull Studios Tokyo
日時：2017年5月9日（火） 20:30〜23:00
DJ : Olivier Ducret (Mental Groove Records / We Release Whatever The Fuck We Want Records) , Jay Glass Dubs (Bokeh Versions)
Navigator : Masaaki Hara, Hi-Ray
Guest : 日高健介
会場：Red Bull Studios Tokyo www.redbullstudios.com/tokyo/studio
■ Olivier Ducret (Mental Groove/ WRWTFWW)
オリビエ・デュクレは、ジュネーヴを拠点に置く、エレクトロニック・ミュージックを筆頭に幅広い音楽を出す、スイスを代表するレコード・レーベルの一つであるメンタル・グルーブ・ミュージック・グループ主宰。最近、海外で話題になっている打楽器奏者、高田みどりの1983年に発表したソロ作『鏡の向こう側』をNYレーベル、Plato Flatsと共同に再発した傘下レーベル、WRWTFWWをパートナーであるステファン・アームレーダーと運営している。1980年代の中旬から創造しつつあったニューヨークとロンドンのクラブ・ミュージック・シーンに彼は大いに感化され、母国に持ち帰り、同様なアンダーグラウンド・パーティのオーガナイズとDJし始め、その一つの名前が“メンタル・グルーヴ”であった。同名パーティがレーベルとレコード・ショップへと発展し、レコード屋は10年間続いた後、レーベル運営に焦点を絞り、現在に至る。このレーベルは、 200作以上のオリジナル作品を発表し、Luciano、Donato Dozzy、Miss Kittin、DJ Rushなどのテクノ勢から、最近Lugano Fellのアンビエントもの、Imperial Tiger Orchestraのエチオピアン・ジャズ、元キングダム・アフロックスのドラマー、タナカ慶一の和製アフトビートまで幅広い作品群を精力的にリリースしている。今後WRWTFWWから『攻殻機動隊』のサントラ、高田みどり関連の作品だけではなく多くの昔の日本のアーティストの諸作品や他の海外の珍しい旧作を再発する予定。
高田みどり / 鏡の向こう側
Midori Takada / Through The Looking Glass (WRWTFWW / Palto Flats)
■ 日高健介
音楽コーディネイター、A&R、監修者、ライター、通訳、DJ。
高田みどりの海外エージェント
Mental Grooveの国内代理人
■ Jay Glass Dubs
Jay Glass Dubs is an exercise of style focusing on a counter-factual historical approach of dub music, stripped down to its basic drum/bass/vox/effects form.
iamku.net/Jay-Glass-Dubs
soundcloud.com/aylassubs
■ Masaaki Hara
音楽の物書き。
レーベルringsのプロデューサー。LAの非営利ネットラジオ局の日本ブランチ dublab.jpの運営も務める。
単著『音楽から解き放たれるために──21世紀のサウンド・リサイクル』、近編著『ザ･ドリーム･シーン 夢想が生んだ架空のコンサート･フライヤー&ポスター集』
■ Hi-Ray (Gang of Luck)
岐阜県出身。DJ / Organizer
上京後、自身が主催を務めるエレクトロニックミュージックパーティ「metropolis」を約3年に渡り都内各地で開催。
その後、LAを拠点とするインターネットラジオ局「dublab」の日本ブランチ「dublab.jp」に加入。
「RAYBACH」を経て、2015年5月より神宮前bonoboにて新たなオーガナイズパーティ「Gang of Luck」始動。
「ギャングスタ・ミュータント・ミュージック」をコンセプトに、テクノ、ヒップホップ、レフトフィールドの垣根を越えて徘徊。
