ringsのレーベル・プロデューサーを務める原雅明による新番組がスタートします。デイデラスとdublabのフロスティのユニット、アドヴェンチャー・タイムと、鈴木勲&DJ KENSEIのリリースからスタートしたringsレーベルは、レイ・ハラカミの過去の8タイトルの正式リイシューを経て、ロナルド・ブルーナー・ジュニアやジョセフ・ライムバーグなどLAの新たなジャズ・ムーヴメントを伝える作品や、NYのブランディー・ヤンガー、UKのバスティアン・ケブ、イスラエルのバターリング・トリオなど、気鋭のミュージシャンの作品を紹介してきました。この番組ではその最新のリリースから、関係性の深い過去の音源、アーティスト本人からのスペシャルな録音などをお届けしていきます。毎回、さまざまな現場に精通したゲストも招いて、スペシャルな情報も提供します。
※第1回となる8月23日(水)の放送では、9月にハーヴィー・メイソンのバンドで来日直前のジョセフ・ライムバーグ(Josef Leimberg)がLAから参加します。またその公演が行われるBlue Note Tokyoから担当の岡田安正氏を招いて、開催間近のBlue Note JAZZ FESTIVAL 2017など、“攻めのラインナップ”も見せる現場の声をいろいろ伺う予定です。
dublab.jp Radio Collective #148 “rings radio” @ Red Bull Studios Tokyo
日時:2017年8月23日(水曜日)21:00〜22:30
DJ : Masaaki Hara
GUEST : Josef Leimberg, Yasumasa Okada (Blue Note Tokyo)
※Josef Leimbergはカリフォルニアからの録音音源による配信です。
会場:Red Bull Studios Tokyo www.redbullstudios.com/tokyo/studio
■ Josef Leimberg
グラミー賞5冠に輝いたKendrick Lamar『To Pimp A Butterfly』のプロデュースをTerrace Martinと共に担当したプロデューサーにしてトランペット奏者。90’s JAZZ HIPHOPで時代を切り開いた、Mad Kapのメンバーとしてデビュー以来、Snoop Dogg、Erykah Badu、Dr. Dreともコラボレーションを果たし、多くのミュージシャンから確かな信頼を集めている。Kamasi Washington, Terrace Martin、Miguel Atwood-Ferguson, Bilal, Georgia Anne Muldrow, さらにKuruptまで参加したデビュー・アルバム『Astral Progressions』は高い評価を受けた。2017年9月にはHarvey Masonと共に待望の初来日を果たす。
photo by J.Kirven
■ 岡田 安正 / Yasumasa Okada
2006年8月から10年間に渡り、渋谷MODULE、THE ROOMにて音楽イベント『DESTINATION』を主催。2009年7月には、DESTINATIONを母体としたバイリンガル・フリーペーパー/クリエイティブ・マガジン『DESTINATION MAGAZINE』を創刊し、これまでに17号を発行(現在休刊中)。Gilles Peterson、Thundercat、Squarepusher、Floating Points などをはじめとした多数のインタビュー・コンテンツを中心に、ワールドワイドな視点で良質な作品/アーティストを紹介してきた。また、2011年7月から2013年9月まで、HMVとDESTINATION MAGAZINEによるコラボ・フリーペーパー『HDM』の制作/ディレクションも手がける。2013年9月より、株式会社ブルーノート・ジャパンにて、ブルーノート東京で行われるライブの広報宣伝を担当。
■ Masaaki Hara
音楽の物書き。
レーベルringsのプロデューサー。LAの非営利ネットラジオ局の日本ブランチ dublab.jpの運営も務める。
単著『音楽から解き放たれるために──21世紀のサウンド・リサイクル』、近編著『ザ・ドリーム・シーン 夢想が生んだ架空のコンサート・フライヤー&ポスター集』
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※Josef Leimberg来日情報
9月1日(金)〜3日(日) Blue Note Tokyo
ハーヴィー・メイソン “カメレオン”
featuring ジョセフ・ライムバーグ、マーク・ド・クライヴ・ロウ&モノネオン
with special guest DJ Krush (9.2 sat., 9.3 sun.)
www.bluenote.co.jp/jp/artists/harvey-mason/
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1. Natasha Agrama / Black Narcissus (rings)
2. Ryan Porter / Ants Go Marching One By One (rings)
3. Josef Leimberg / Between Us 2 (rings)
4. Harvey Mason / Chameleon (Concord)
5. Kamasi Washington / Re Run Home (Brainfeeder)
6. Cameron Graves / ? (Mack Avenue)
7. Joe Zawinul / Doctor Honoris Causa (Atlantic)
8. Harry Whitaker / Black Renaissance ( Baystate)
9. Alice Coltrane / The Sun (Impulse!)
10. Pink Floyd / Echoes part I (Live at Pompeii) (Hip-O)
11. Flora Purim / Crystal Silence (Narada Jazz)
12. Josef Leimberg / Celestial Visions (rings)