11/29の放送は、現在来日中で先日のUNIT公演でも素晴らしいライヴを披露したエクアドルのニコラ・クルスが登場します。DJと彼へのインタビューをお届けする他、ニコラ・クルスを招聘したDJ Shhhhhとライター大石始によるお馴染みのワールド放談レギュラー番組も登場します。今回は場所を渋谷OTOTOYに移しての題して「Folklore in Shibuya」!
20時から2時間たっぷりお届けします。※現場へのご参加はできませんのでご注意ください。
dublab.jp RADIO COLLECTIVE From TOKYO @ OTOTOY
日時:2017年11月29日(水曜日)20:00〜22:00
DJ: Nicola Cruz
Interview: 原 雅明
Talk: ”Folklore in Shibuya” Shhhhh & 大石始
会場: OTOTOY
■ Nicola Cruz ニコラ・クルス
DJ/東京出身。
DJ / プロデューサー。南米はエクアドルの都市キト在住。
パーカッショニストとしてキャリアをスタートし、次第にそのリズムの感性と興味はエレクトリック・ミュージックにも向かう。同時に自身のルーツである南米大陸の儀式や音楽現象への探求を開始。
2015年にデジタル・クンビアのレーベルとして日本でも紹介されたZZK Recordsよりアルバム、”Prender el Alma”をリリース。Nicolas Jaarの前座に指名され、翌年のバルセロナのソナー・フェスティバルを始めとする、欧米から南米のビッグフェスやBoiler Room にも出演。2017年、モントリオールのレーベル、Multi CultiよりEPを数タイトルリリース、他にもsoundcloudやBandcampにて、クオリティの高いトラックをハイペースで発表し続けている。2018年には新アルバムをリリース予定。
2010年代中盤から南米を中心に勃発した、過去と未来、伝統とモダンを行き来する進行系の現象。ナチュラルでオーガニック、世界各地の土着性を吸収した、BPM控えめで、ミニマル、スローハウス、ラテン/クンビアらを通過した酩酊しトランスするダンス・ミュージック・ムーヴメント。その動きの中でも代表的なアーティストである。待望の初来日。
■ Masaaki Hara
音楽の物書き。
レーベルringsのプロデューサー。LAの非営利ネットラジオ局の日本ブランチ dublab.jpの運営も務める。
単著『音楽から解き放たれるために──21世紀のサウンド・リサイクル』、近編著『ザ・ドリーム・シーン 夢想が生んだ架空のコンサート・フライヤー&ポスター集』
■ DJ Shhhhh
DJ/東京出身。
オリジナルなワールドミュージック/伝統伝承の発掘活動。
フロアでは民族音楽から最新の電子音楽全般を操るフリースタイル・グルーヴを発明。
オフィシャルミックスCD EL FOLCLORE PARADOX のほかに『ウニコリスモ』ら2作品のアルゼンチン音楽を中心とした、DJ視点での南米音楽コンピレーションの編集/監修。
ライナーノーツ、ディスクレビューなど執筆活動やジャンルを跨いだ海外アーティストとの共演や招聘活動のサポート。全国各地のカルト野外パーティー/奇祭からフェス。はたまた町の酒場で幅広く活動中。
twitter.com/shhhhhsunhouse
www.facebook.com/kanekosunhouse
■ 大石始
旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」ライター/エディター。
これまでの著作・編著書は『関東ラガマフィン』『大韓ロック探訪記』 『GLOCAL BEATS』『MANU&CHAO』など。
2014年にはBLACK SMOKER RECORDSより初のミックスCD『THE VOICE OF TRIBES』がリリース。
2015年には「東京音頭」以降の音頭の発展とその背景を探った著作『ニッポン大音頭時代 』(河出書房新社)が刊行された。2016年6月には近年の祭りフィールドワークの成果をまとめた単著が刊行予定。
「B.O.N」ウェブサイト:https://bonproduction.net