7月1日の放送は、Yui Onoderaによる日本の環境音楽に焦点をあてた番組『Japanese Ambient Journey』。第5回目の放送は12k、Room40といった現代レーベルのトラックとともに、00年代に切り開いたデジタルミニマリズムとエレクトロアコースティック、アンビエント、サウンドアートなど先鋭的な日本の作家を中心としたミックスをお届けします。
Japanese Ambient Journey vol.5
日時:2020年7月1日(水曜日)20:30〜22:00
labrat DJ : Yui Onodera
■ Yui Onodera(KOMPAKT / ROOM40)
岩手県生まれ。プロデューサー/サウンドアーティスト。
エクスペリメンタル/サウンドアート、エレクトロニックミュージックの分野にて、ドイツの名門KOMPAKT、Room40など欧米各国より数多くの作品を発表。ソロワークのほか、英国ロイヤル・バレエ団作曲家Scanner、バージニア・コモンウェルス大学教授Stephen Vitielloなど様々な分野のアーティストと協働。2016年より日本の雅楽で用いられる邦楽器「笙」を石川 高に師事。これまでに武蔵野美術大学、立教大学などでサウンドアートの教鞭をとる。
音楽と建築を学び、建築音響設計に従事の後、国内外のフィルム/舞台の作曲/サウンドデザイン、商空間やオフィスなど建築空間における環境デザインとしてのサウンドプロデュースを数多く手掛ける。主なプロジェクトに、”渋谷スクランブルスクエア mixiオフィスエントランス”、”ウィズ原宿 資生堂ビューティ・スクエア”など。2018年に実装された航空機内の環境音楽プロジェクト”Star Chorus”ではADFEST、Spikes Asia、AD STARSなど数多くの国際的クリエイティブ・アワードを受賞。
メディア/ハイブリッドアートの分野にて、インスタレーションを通じたアート作品制作を中心とするnorの創設メンバーとして、空間/映像/音など様々な表現領域における手法と技術の混交によるインスタレーション作品を制作。主な受賞に『PRESENT FUTURE Art & Technology Star Award 2019 : Installation Star Award』、『第22回文化庁メディア芸術祭 | アート部門 : Jury Selections prize』など。
1.Minamo / Crumbling (12k)
2.Chihei Hatakeyama / Bonfire On the Field (Kranky)
3.H.Takahashi / Nymphaea (Where To Now?)
4.Meitei / Chouchin (Métron Records)
5.Fourcolor / curves of air (12k)
6.Ken Ikeda / Flicker (Touch)
7.Daisuke Miyatani / hum (schole)
8.Sawako / hugbug (12k)
9.Illuha / Aikou (12k)
10.Asuna & Opitope / The Lake Was Opened When Came Out Of The Grove At The Dawn (White Paddy Mountain)
11.Masayoshi Fujita / Beautiful Shimmer (Erased Tapes)
12.Tujiko Noriko & Lawrence English & John Chantler / I Can Hear The Heart (Room40)