9月27日の放送は、ringsのレーベル・プロデューサーを務める原 雅明による番組 “rings radio” の第11回目です。
今回は4月の放送に続き、柳樂光隆をゲストに招き、『Jazz The New Chapter 5』が焦点をあてたジャズの現状から見えてくるものを、二人のトークと選曲で追っていきます。
dublab.jp Radio Collective #181 “rings radio” @ excite cafe
日時:2018年9月27日(木曜日)20:30〜22:00
labrat DJ : 原 雅明
Guest: 柳樂光隆
会場:excite cafe corp.excite.co.jp/access
※現場へのご参加はできませんのでご注意ください。
■ Masaaki Hara
音楽の物書き。
レーベルringsのプロデューサーやRed Bull Radio「Tokyo Tangents」の選曲、LAの非営利ネットラジオ局の日本ブランチdublab.jpのディレクター、DJも務め、都市や街と音楽との新たなマッチングにも関心を寄せる。新著『Jazz Thing ジャズという何か——ジャズが追い求めたサウンドをめぐって 』(DU BOOKS)。
www.ringstokyo.com
www.redbullradio.com/shows/tokyo-tangents
■ 柳樂光隆
1979年生まれ。東京都在住、島根県出雲市出身。
音楽ライター / ジャズ評論家。元レコード屋店長。
ジャズ専門誌、音楽誌中心に、主にジャズ、もしくはジャズっぽいものについて色々書いています。
9月27日(木)プレイリスト
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Masaaki Hara:
Thiefs / The Leaf Node (feat. Gaël Faye) (rings)
Somi / The Gentry (feat. Aloe Blacc) (Okeh)
Christian Scott aTunde Adjuah / Freedom Is A Word (feat. Vic Mensa)
Kamasi Washington / Hub-Tones (Young Turks)
Time Grove / Jungle Bourjois (rings)
Mitsutaka Nagira:
Wynton Marsalis / Red Hot Pepper (Columbia)
Joshua Redman / Blue For Charlie (Nonsuch)
Adam Nussbaum / Black Betty (Sunnyside)
Owen Broder / Wherever This Road leads (Artist Share)
Tom Harrell / Voices*(vocalize-etude en forme de Habanera) (Highnote)
Thiefs『Graft』(rings RINC43)
Jazz The New Chapter 5
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「セロニアス・モンクはオリジナル・ヒップホップ・ピアノ・プレイヤーだ。だから、俺はJ・ディラとのミックスも思いついた」――ロバート・グラスパー
カマシ・ワシントンの「Heaven & Earth」から始まる現代ジャズの手引き。
西海岸LAで生まれ育ち、サックスを手にジャズを演奏し、スヌープ・ドッグやケンドリック・ラマーらヒップホップ勢に貢献、自身の作品ではクラシック音楽をも視野に入れた壮大なサウンドを作り出すカマシの音楽には現代ジャズの様々なエッセンスが詰まっている。
本書では彼を出発点にLAヒップホップとジャズの関係、サックス奏者たちの進化、そして、ジャズの歴史やクラシック音楽とジャズの関係をもとに「ジャズとは何か?」を考察する。
ロバート・グラスパー、テラス・マーティン、マリア・シュナイダー、クリスチャン・スコット、ジュリアン・ラージなど重要人物の言葉と共に現代のジャズを解き明かす、大ヒットシリーズ第5弾!!
www.shinko-music.co.jp/item/pid1645642/