2月26日の放送は、ringsのレーベル・プロデューサーを務める原 雅明による番組 “rings radio” の第14回目。今回は先頃来日公演をおこなったRejoicerをゲストに迎えます。Buttering Trioのメンバーであり、ソロ・アーティストとしてもアルバム『Energy Dreams』をStones ThrowからリリースしたRejoicerが、おすすめのイスラエルの音楽を紹介しつつ、アーティストや音楽シーンの話を語ってもらいます。ワールド北青山ビルからの配信です。
dublab.jp Radio Collective #192 “rings radio” @ World Kita Aoyama Building
日時:2019年2月26日(火曜日)20:30〜22:00
labrat DJ : 原 雅明, 石﨑 雅章
Guest: Rejoicer
■ Rejoicer
リジョイサーことユヴィ(ユヴァル)・ハヴキンは、ロンドン生まれのテルアヴィヴ育ち。彼の地でビート・ミュージックとジャズの新たな潮流を作り出したレーベル: Raw Tapesの設立者の一人であり、レーベルを代表するグループ: バターリング・トリオのメンバーでもある。 音楽一家で育ち、ジャズを中心に多くの有能なミュージシャンを輩出している芸術学校で音楽を学びながら、ビートメイキングも進めてきた。ベルリンでの暮らしや、LAにも頻繁に出向くなど、グローバルなシーンでも交流を築いてきた。自身のレーベルからバターリング・トリオのアルバムやソロ作をリリースした後、2018年にソロアルバム“Energy Dreams”をLAシーンを代表するレーベル: Stones Throwからリリース。浮遊感があるビートを基調にしながら、ベースやギター、キーボード/シンセ、パーカションなど様々な楽器が重なり合って奏でるサイケデリックでドリーミーな音世界、独特のメロディセンスで、壮大なサウンドスケープが形成されている。アルバムのアートワークは、リジョイサーの頭の中にあるコズミックな音楽の世界を描いたもので、長年Raw Tapesのアートワークを手がけてきたデザイナーで画家のジェンゴが担当。ミュージックビデオも彼が手掛けており、映像も含めた二人のコンビでヨーロッパ、アジア、アメリカのツアーを2019年に敢行する。
www.stonesthrow.com/rejoicer
www.instagram.com/1rejoicer/
www.facebook.com/Rejoicer.Energy.Dreams/
soundcloud.com/rejoicer
■ Masaaki Hara
音楽の物書き。
レーベルringsのプロデューサーやRed Bull Radio「Tokyo Tangents」の選曲、LAの非営利ネットラジオ局の日本ブランチdublab.jpのディレクター、DJも務め、都市や街と音楽との新たなマッチングにも関心を寄せる。新著『Jazz Thing ジャズという何か——ジャズが追い求めたサウンドをめぐって 』(DU BOOKS)。
www.ringstokyo.com
www.redbullradio.com/shows/tokyo-tangents
■ 石﨑 雅章
『UNDERGROUND GALLERY』プロデューサー。 2014~2015年『TodaysArt.JP』の立ち上げを経て、2016年から新たな先端アート・プロジェクト『AACTOKYO – Advanced Art Conference Tokyo – アークトーキョー』を主宰。クラブ文化の延長線上にあるアート表現をもって、社会の先端性を切り取ろうとしている。
undergroundgallery.jp
todaysart.jp
aactokyo.jp
Rejoicer playlist:
1. Gilad Abro / Untitled (TBD)
2. Armon / Waterfall (Armon)
3. Iogi / Subtitles (Raw Tapes)
4. Shai Tsabari / לווי אותי (NaNa Disc)
5. Third World Love / Avanim (Assal Records)
6. Nitai Hershkovits / Red Wagon Go (Yellowbird)
7. Nitai Hershkovits Trio / Untitled (TBD)
8. Buttering Trio / Untitled (TBD)
9. Liquid Saloon / Polaroid Banana (rings / Raw Tapes)