2018年12月6日は大阪LOSERより、ロサンゼルスから来日中のDaedalusによる1時間にわたる貴重なモジュラーシンセサイザーライブセット、そして大阪からは和泉希洋志のモジュラーシンセサイザーライブ、DJ101によるd’n’b vinylセット、Dublab LOSER RadioキュレーターMayumikillerによるDJセットをお届けしました。
- Daedelus
- アルフレッド・ダーリントンは、1977年に、アーティストの母親と心理学者の父親の間に生まれた。
幼少期から音楽に触れていた彼は、複数の楽器でクラシックとジャズの教育を受けた。旅行先のロンドンのYMCAのラジオから流れる海賊ラジオを聴き、UKレイヴとハードコアのサウンドに衝撃を受けた。アメリカに戻ると、彼は地元のロック・バンド、ジャズ・バンド、スカ・バンドで演奏し、それなりに楽しんだが、限界を感じ始め、DJとして実験的なドラムンベースと、彼自身が作った初期のトラックをプレイするようになった。彼はドラムンベースを作ろうとしていたが、独自のアウトサイダー的な視点によって、全く違うものを生み出してしまい、それがのちに彼のサウンドの特徴になった。彼は幼少期から発明に関心があり、彼の音楽も実験精神の産物だったため、古来ギリシャの発明家である”デイデラス”をアーティスト名として選んだ。
1999年からdublab.comでDJを始めたデイデラスは、自身のデモ・トラックを頻繁にプレイするようになった。カルロス・ニーニョは彼の後に出演することが多く、デイデラスの攻撃的なDJプレイが好きではなかったため、なるべく早めにデイデラスをスタジオから追い出していた。しかし、カルロスがデイデラスの静かなトラックを聴いたとき、彼はPlug Researchを説得し、2002年にデイデラスのデビュー・アルバムである『Invention』をリリースさせた。マッドリブがデイデラスの曲をリミックスすることになり、デイデラスのアコーディオンをサンプリングしてマッドヴィレンのアルバムでも使用して話題になった。
以来、LA出身のこのプロデューサーは20枚上のアルバムとEPをリリースしてきた。それぞれの作品は、テーラード・スーツのように、様々な色彩や素材を使った職人技術の賜物だ。ジューク、ヒップホップ、ボサノヴァ、レイヴ、クラシック、サイケデリック、ドラムンベース、グリッチなど、ビートが入っているジャンルであれば、デイデラスは何でもサンプリングしてきた。
まだ世の中が「Low End Theory」をア・トライブ・コールド・クエストのアルバム・タイトルだと捉えていた頃から、デイデラスはLAビート・シーンの礎を築いてきた。2008年にリリースされた「Live at Low End Theory」は、過去10年におけるアメリカの最も影響力あるクラブとなったLow End Theoryでの歴史的ライヴ・パフォーマンスを記録したドキュメントとして語り継がれている。
デイデラスはこれまでMFドゥーム、フライング・ロータス、マッドリブなど数々のアーティストとコラボレーションしてきた。そして、Ninja Tune、Brainfeeder、自身のレーベルMagical Propertiesなどビート・ミュージック界のトップ・レーベルから作品を発表している。
「まだLAのアンダーグラウンドがブレイクビーツとBボーイに支配されていた頃から、デイデラスは一貫した新たな美学を作り上げた」(LAタイムズ誌)
- 和泉希洋志
- 日常生活にある五感をテーマに、音やイメージなどを自在にリミックスし作品を編み上げるアーティスト。90年に初個展、以後数々の展覧会やパフォーマンスに参加。一方で音響・音楽に関わる活動を行い、多くの国内外の音楽家と共演。 “SOMA”を拠点に食の提示、ギャラリーの運営、2015年には音楽レーベルbitSOMAを始動、レーベリ第二弾MIRAIGAMILLのアルバムが2019年1月16日発売予定。
- dj101
- 大阪を中心に活動するJUNGLE/DRUM&BASSのVINYL COLLECTOR/DJ。1997年にJUNGLE/DRUM&BASSに出会って以来、レコードを買い集め研究するのがライフワーク。DJでは最新のDRUM&BASSから90年代初期のRAVEまで様々なスタイルでプレイ。近年はDRUM&BASS/JUNGLEからTECHNOやL.A BEAT MUSICなどの他ジャンルへのアプローチに注目しプレイに取り入れている。VINYLでの6時間セットなどロングプレイを得意としている。毎月第2金曜日にBar muffin’(大阪心斎橋)で”shake hands music”を主催。また、COMPUFUNK RECORDS(大阪北浜)でも不定期でパーティーを主催している。2018年から京都発のDUBSTEP LABEL”KWAIOTO Records”に所属。セレクトショップLOSER(大阪湊町)から配信するdublab.jp Radio ”LOSER RADIO”のスタッフとして運営に参加している。
101 is a Japanese DJ and vinyl collector who specialises in old&new skool drum&bass/jungle/rave. He organises monthly party called Shake Hands Music at Bar muffin’ in Osaka city and belongs to label KWAIOTO Records as a Producer.
www.instagram.com/currymania
kwaioto.com