6月30日の放送は、Yui Onoderaによる日本の環境音楽に焦点をあてた番組『Japanese Ambient Journey』。
第8回目の放送は「フィールド・レコーディング」をテーマに英BBCの録音エンジニアも務めるフィールドレコーディング作家Chris Watsonや環境音によるサウンドインスタレーション/ワークショップなどこれまでにアルスエレクトロニカにて4度の名誉賞を受賞するFrancisco Lopez、Luc Ferrariによる都市の様々な音を用いたラジオフォニック作品など世界中の様々な時間・場所で行われたフィールドレコーディングミックスをお届けします。
Japanese Ambient Journey vol.8
日時:2021年6月30日(水曜日)20:30〜21:30
labrat DJ : Yui Onodera
■ 小野寺 唯 / Yui Onodera <www.critical-path.info>
岩手県生まれ。2007年に米国and/OARよりファーストアルバムをリリース。以降、これまでにドイツの名門KOMPAKTやオーストラリアのRoom40など世界中のレーベルより多数の作品を発表。ソロワークのほかに英国ロイヤル・バレエ団作曲家Scanner、バージニア・コモンウェルス大学教授Stephen Vitielloなど様々な分野のアーティストと協働。日本の雅楽で用いられる邦楽器「笙」を石川 高に師事。これまでに武蔵野美術大学、立教大学などでサウンドアートの教鞭をとる。
音楽と建築を学び、建築音響設計に従事の後、サウンドプロデューサーとしてプロダクトから建築空間まで、環境デザインとしてのサウンドUXデザインを多数手掛ける。主なプロジェクトに、“渋谷スクランブルスクエア mixiオフィスエントランス“、“ウィズ原宿 資生堂ビューティ・スクエア“など。メディア/ハイブリッドアートの分野にて、インスタレーションを通じたアート作品制作を中心とするnorの創設メンバーとして、空間/映像/音など様々な表現領域における手法と技術の混交によるインスタレーション作品を制作。主な受賞に『第22回文化庁メディア芸術祭 | アート部門 : Jury Selections prize』など。
■Tracklist
01. Spider Monkeys – Chris Watson (Touch)
02. Substrate 8 – Yui Onodera (Dragon’s Eye Recordings)
03. glacier – Ryuichi Sakamoto (Commmons)
04. Peacock’s Tail – Jake Muir (sferic)
05. Ulmma – KMRU (Seil Records)
06. Shinagawa (Moment On Tokaido) – Lawrence English (Cajid Media)
07. Porcelain Blue – solo andata (12k)
08. Toscana Sky, Italy. August 2001 – Luc Ferrari (Sub Rosa)
09. Susan Maybe – Gigi Mashin (Apollo)
10. Les Vendanges, Saint-Laurent d’Eze, France – Luc Ferrari (Sub Rosa)
11. On Branches – Taylor Deupree & Marcus Fischer (12k)
12. Cumulus Sketch – Wil Bolton (Home Normal)
13. ice – Ryuichi Sakamoto (Commmons)
14. La Selva, Pt.1 – Francisco Lopez (Sub Rosa)
15. Green Eyes – Jake Muir (sferic)
16. Unravelling – Wil Bolton (Home Normal)
17. Morning View – Tomasz Bednarczyk (Somewhere Nowhere)